●[Game]探偵神宮寺三郎 白い影の少女
発表された当初は「何故にGBA?」と思い、発売されても見送っていたのですがふと入手してみました。
神宮寺を遊んでると、無性にタバコとコーヒーが飲みたくなりますな。
タバコはやめて長いので、コーヒーだけ飲みながらプレイです。
■シナリオ
ストーリーは、神宮寺の大学時代の旧友の葬式での依頼を中心に進んでいきます。
母親からの「息子が昔交際していた女性を見つけ出し、形見を渡してほしい」というものです。
遊んでいて感じたのは、雰囲気が「夢の終わりに」に似ている!
中盤からの展開は、かなり熱くなってしまい気が付いたら真夜中という状態でした。
■システム
システムは同行システムというものが搭載されており、調査に出かける時のパートナーを選択することが出来ます。
推理時に、一緒に推理してくれます。仮に自分が推理をはずしてもパートナーが当たっていればフォローしてくれたりといった具合です。
今回は推理をはずすと即ゲームオーバーなのですが、このシステムのおかげで絶妙な緊張感を保ったまま遊ぶことが出来ます。
また、場面場面で指示ポイントという経験値みたいな物が得られ、これを使ってパートナーを成長させることが出来ます。
上手く育てていくと、推理時に的確に答えを出してくれたりするようになります。
全体的に、よくまとまっていてストーリーに集中出来る完成度の高い物となっていると思います。
ただ、携帯ゲーム機ということで至る所でセーブ可能なんですが、それが逆にテンポを悪くしてしまっている部分もあるように思いました。
■音楽
GBAということで期待していなかったのですが、いや、こりゃ頑張ってますね。
オープニング曲の出来が今ひとつだったのでガッカリしていたのですが、ゲーム本編に入ってしまえば「よくぞここまで!」という印象に変わりました。
曲自体はInocent Blackから曲を持ってこられてるんですが、結構な再現性でした。
ただ、音楽はよかったのですが、効果音についてはもう少し頑張って欲しい気がしました。
なんというか、安っぽくなっている部分があります。決定音とか。
それにしてもジャズを携帯ゲーム機の音源で打ち込みってのも大変そうですな…
■総評
この作品が何故に据え置きゲーム機でリリースされなかったのか、残念です。
逆に言えば、携帯ゲーム機としてはほぼ満足のいく出来と言えるでしょう。
シナリオも「夢の終わりに」に近い雰囲気を感じましたし、完成度が高いと思います。(ツメが甘い所も見受けられましたが)
ということで、推理アドベンチャー、特に神宮寺ファンは手を出してみても良いのではないかと思います。
明きの夜長に推理ゲームというのもおつなものですよ。


